364日目 りれいしょんざっとわずのっとあぷろーぷりえっと

課題を後回しに後回しにとしてきたらいつの間にか結構な量溜まっていました。これはまずいということで今日は課題をやることに。
今日片付けようと思っているのは政策デザインの課題。第二次世界大戦後の米国の歴代政権から、ひとつの政権を取り上げてその政策デザインの特徴を述べよというもの。せっかくアメリカに住んでいたことがあるのでそれを少しは生かして書きたいと思い、僕がアメリカに住んでいたときのクリントン政権について書くことにしました。
クリントン政権で行われていた政策を色々調べていたらこんなものが。

ゼロ・トランス方式

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9

ゼロトレランス方式(ぜろとれらんすほうしき)とは、「割れ窓理論」に依拠して1990年代にアメリカで始まった教育方針の一つ。「zero」「tolerance(寛容)」の文字通り、生徒の自主性に任せる放任主義ではなく、不寛容を是とし細部まで罰則を定めそれに違反した場合は厳密に処分を行う方式。日本語では「不寛容方式」「毅然とした対応方式」などと意訳される。
アメリカでは1970年代から学級崩壊が深刻化し、学校構内での銃の持込みや発砲事件、薬物汚染、飲酒、暴力、いじめ、性行為、学力低下や教師への反抗などの諸問題を生じた。その建て直しのための生徒指導上の様々な施策が行われてきたが、その中で最も実効の上がった方法がゼロトレランス方式だった。
細部にわたり罰則を定め、違反した場合は速やかに例外なく厳密に罰を与えることで生徒自身の持つ責任を自覚させ、改善が見られない場合はオルタナティブスクール(問題児を集める教育施設)への転校や退学処分を科し善良な生徒の教育環境を保護。また「駄目なものは駄目」と教えることで、規則そのものや教師に対し尊敬の念を持たせ、ひいては国家や伝統に対する敬意や勧善懲悪の教えを学ばせた。
1980年代以降に共和党民主党の区別無く歴代大統領が標語として打ち出し、1990年台に本格的に導入が始まる。1994年にアメリ連邦議会が各州に同方式の法案化を義務付け1997年にビル・クリントンが全米に導入を呼びかけ一気に広まった。この方式でアメリカの学校教育は劇的な改善を見せた。

確かにアメリカの小学校は恐ろしく厳しかったと記憶しています。すぐ廊下に立たされるし、ひどいときは連帯責任でクラス全員立たされたりねw
でも僕はこういう考え方は好きです。日本にはこういう意識が欠如しているんじゃないかな。だからイジメが起こる。そしてイジメを受けた人の人権が軽視される。
何が駄目で何が良いか、そこをはっきりさせ、実践させることで倫理感というものは養われていくのだと思います。その場その場の空気を読んでばかりでは性根が腐っていってしまうんじゃないかな、と。大学の知り合いとお話をした次の瞬間、その人の悪口を他の人と言い合っている自分を見てると良くわかります。うぅ...


曖昧な正義を語るのはフィクションの世界だけにしてほしいです><そういう話自体は大好きだけどw