273日目 大嫌いなんて嘘つき♪大好き素直になれない♪

ひっそりと更新。
最近にちゃんねるのスレが地味に荒れてきているのを見て「これが夏ってやつか...」と心の中で呟いてしまいました。すっかりにちゃんねらになってしまっているようです。
こんなスレを見つけました。
脳内彼女を作ってる人いませんか?
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1143630696/
脳内彼女ねぇ...実際どうなんでしょうね。こういう話は人間の最も深い場所を突いてしまうような気がするので他人に聞けるものじゃないですしね。っていうかこんなこと聞いたら単純ドン引きされます。空気が読めないって言ってもここまで読めないわけではないのです。
ここで八方塞かと思われた矢先、すばらしいアイデアが浮かびました。mixiです。mixiは人が必要以上に自分をさらけ出してしまう所。我ながらナイスアイデアです。誰もコメントつけてくれないけど入ってて良かったmixi
と、言うわけで早速キーワード「脳内彼女」でコミュニティ検索です。するとありますあります、脳内彼女(彼氏)コミュニティ。参加者が1000人を越えるコミュニティもあったので脳内彼女(彼氏)は予想以上にメジャーなものなのかもしれません。
脳内彼女(彼氏)は結構メジャーである」長年の胸の痞えが取れた感じです、勉強になりました。




それでは最後に脳内俺とその夫との一時を綴って終わりにしたいと思います。
シチュエーションはここ最近夫の帰りが理不尽に遅くて妻が切れて、夕食ジャックをする。しかし夫は意に返さず妻をレストランに連れて行く。

「さーて、なに食べる?」
「………」
和哉は私の顔を一瞬見てやれやれと言った表情でクスッと笑った。うざい。私が一番嫌いな表情だ。和哉はいつも私を上から見下ろす。
ここのレストランで食事をするのは三度目だがどれも嫌な思い出しかない。不機嫌な時しか来ないからだ。
「ウェイトレスさん。このコースを2つね」
私が沈黙しているうちに和哉はさっさとオーダーを済ませてしまった。
料理が来る間に和哉が話すことは決まっている。まず第一声は、
「なぁ、ちとせ」
そして思い出話が始まるんだ。出合った瞬間にお前と一緒になると直感しただの、まあ色々。よくこんな歯の浮くようなことを次から次へと言えるものだ。
料理が運ばれてきても和哉の話は続く。前回、前々回は素直に聞いていたが2時間はかかっていた。
3回も聞いてやる義理はないので私は立ち上がった。
「...帰る」
「おいおい、ちょっと待てよ」
「帰る」
「いや、本当に待ってよ。悪かったって。でも今仕事が忙しいのは本当なんだよ」
私の行動が意外だったのか和哉は珍しく動揺してる。いつもみたいなキザっぽい笑顔じゃなくて本当に困ってる顔だ。
「もうすぐ今のプロジェクトも一段落するんだ。だからまた帰りが遅くなる日もあるかもしれないけど...」
もう少しこの慌てふためく和哉を見ていたいとも思ったけど、ちょっとかわいそうだから止めておく。
「早く帰りましょう。夕食の用意が出来てます」
「へ?夕食?」
和哉が間の抜けた声に私は笑ってしまった。こういう和哉もたまにはいい。
私は自信満々な声でこう言ってやった。
「今日はあなたの大好きな牡蠣とほうれん草のシチューよ♪」


きめぇwwwww