272日目 そういう欲望を...希望って言うんじゃねぇのか!

こっそりと更新。
無いものねだり。つい誰でもしちゃいますよね。ドラえもんのポケットが欲しいとか、ビル・ゲイツの子に生まれていたら今頃レポートなんて書いていないだろうとか、自分の顔と速水もこみちの顔が入れ替わっていたら人生変わっていただろうとか。挙げていくと限がありません。妄想は際限無く広がっていきます。
そしてその無いものねだりは羨みや嫉妬と言う感情に変わっていきます。のびたとかゲイツの息子とか羨ましくてしょうがないですよね。畜生!みたいな。
今日の話はそんな話です。
それじゃあ僕は誰に嫉妬しているか。僕はたくさん無いものねだりをする人なのでたくさんの人に嫉妬していますが中でも断トツにそのような感情が大きい対象があります。
答えは「女性」。女性が羨ましくて仕方が無い。もし死後の世界にお釈迦様運営の転生ハローワークみたいのがあったら希望欄に「女性(なるべく美女の方向で)」と書くと心に決めています。怒られて地獄界に落とされちゃいそうですがw
女性になってやってみたいことはもうアホみたいにたくさんあるのですが特にやってみたいことがこれ。
その1)イケメンの夫とラブラブ新婚生活
そのまんま。ひたすら彼氏に愛されて色々してもらう。要は少女漫画の主人公みたいな感じね。
↓こんな感じ(笑)↓

「ねぇ...今日、何の日か知ってる?」
「ん?」
聞いているのか聞いていないのか、まあどうせ聞いていないのだろう。
午後7時。勇治はいつも通りテレビで野球の中継に見入っている。
「何でもない」
勇治と付き合って今日でちょうど3年が経つけれど私は未だに野球の面白さがわからない。勇治が今日のがとなんとかはすごいとか言ってるけど何の話をしてるんだか。
わからないから無視して夕食の後片付けを続ける。
――折角今日はがんばったのにな――
今日の夕食は勇治の好物のチキンドリアだったのだ。特別豪華にはしなかった。なんか、こう、「あざとい」感じがしたから。
勇治がテレビの中継を見てわーぎゃー騒いでいる間に片付けが終わった。と、同時にお風呂の用意ができたようだ。
文明の利器というものはすばらしいものだ、期待通りのことをしっかり時間を守ってやってくれる。そのような趣旨のことを言ったら勇治に笑われた。
「そんなことよりさ、こっちこいよ。5回までノーヒットノーランだぜ」
「お風呂が沸きましたけど、入らないなら私が先に入りますよ」
少し尖った感じで言ってみたのだが勇治は特に怯んだ様子は無く5分でいいからと言って強引にソファーに座らせた。
こういう所だけは全然変わっていない。でもそれに従ってしまう私はもっと変わってないのかもしれないな。
そんなことを考えている間に5分はとうに過ぎていて、時計の針は7時50分を指そうとしていた。そろそろ風呂に入ってくれと言おうとしたら勇治に遮られた。
「おっと、時間だ。はい、プレゼント」
「えっ...!?」
予想もしなかった、と言ったら嘘になる。少しは期待していた。でもやはりびっくりした。
「2003年6月29日午後7時49分。俺がお前に告白した時間」
「あ...ありがと...」
「湯沸かし器なんかにお前を取られたくない...しな」
勇治は照れているのか、少し歯切れが悪い感じだった。
このまま勇治に体を預けてもいいかなと思ったけどやっぱりなんか、こう、あざとい感じがしたので私はただうん、と頷くことにした。




その2)何でもセクハラ女
その1で疲れちゃったからw簡潔に。何でもセクハラ女。
例えば気持ち悪い上司に肩をタッチされたら...
「ぶ、部長!止めてください!それセクハラです!!」
さてお次は...

「ごめんなさい...あなたとはもう付き合えない...」
「えっ?(゚д゚ )な...どうして!?(腕を掴む)」
「いやっ!止めて!け、警察呼びますよ!?」
「Σ(゜Д゜;エーッ!!」

極めつけは満員電車の中で少しでも触られた(ような気がしたらw)...
「きゃー!!この人痴漢です!!」
赤さんもびっくりの外道ですね。
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男に生まれてよかったような気がしてきたよ