204日目 人は人を愛すると弱くなる...けど恥ずかしがることはない。

それは本当の弱さじゃないから...
うはー、しびれる!まさにヒーロー!天道総司かっこよすぎる。まじ惚れる。
というわけで今日は最近ちょっと下火かもしれませんが個人的にはまだまだいけると思っているイケメンヒーローについて。
仮面ライダークウガから本格的に始まったイケメンヒーローブーム。剣あたりから徐々に騒がれなくなってきているような気がしないでもないですがまあ気にしない。
あくまで僕個人の意見ですが平成ライダーはライダーのデザイン、CGをふんだんに使った戦闘で幼年層、50話完結とも取ることができる骨太のストーリーで特撮を卒業しそうになる子供をつなぎとめ、さらにオタク層も獲得。そして最後にイケメンヒーローの起用により主婦層も開拓、という戦略を取っている。ちゃんと結果も出していてとても日曜朝8時にやっている番組とは思えない。特にアギトの視聴率は驚異的。プロ野球のナイター並の視聴率です。
クウガ 平均9.7% 最高11.8% 最低7.2% 10%越え23回
アギト 平均11.7% 最高13.9% 最低9.1% 10%越え46回
龍騎 平均9.4% 最高12.9% 最低6.7% 10%越え16回
555 平均9.3% 最高11.6% 最低6.4% 10%越え15回
剣 平均7.9% 最高10.0% 最低5.0% 10%越え2回
響鬼 平均8.2% 最高10.7% 最低6.2% 10%越え2回
ネット上で(特にオタク層で)不評と言われている剣、響鬼ですらこの視聴率。これはもうライダーブランドだけのお陰であるとは考えられません。これは主婦層の力が大きいと見てまず間違いありません。(断言w)
しかしイケメンを出演させるだけで主婦層をつなぎとめることができるのだろうか。別にイケメンなんてどんなドラマにも出てくる。若手だから?初々しさを求めているのか?それだけではないと思う。イケメンヒーローブームを作り出したのは実は役者じゃなくてキャラクターが主婦層に受けたためではないか。
平成ライダー、とりわけ白倉プロデューサーの手がけたアギト、龍騎、555は女性受けするキャラクターが作れている思う。なんというか女性が「萌える」キャラクターというか。白倉作品は腐女子受けもいいって聞くから間違いない。(また断言w)精神的な脆さを見せたり、弱さを見せまいと気丈に振舞う姿とかはやっぱり萌えだよね。
そしてその「萌える」キャラクターをストーリーラインにしっかり組み込んでいき50話にも及ぶ壮大な群像劇を完成させる。そこで子供やオタク層は満足し、毎回挿入される戦闘シーンで幼年層も飽きることなく見れる。本当に良くできてる作品だと思う。
...とここまで書きましたがもっと上質なイケメンを出していただきたいという気持ちがあるのもまた事実。カブトの水嶋ヒロは本当に大好きだけど剣、響鬼がいまいちだったかな。白倉プロデューサーの持論に「テレビは架空のものだから美男美女を出す」ってのがあるんだけど他のプロデューサーもやってくれないかな...是非やってほしいな。白倉プロデューサーが連れてくるのと他のプロデューサーが連れてくるのじゃ演技力はともかく顔のレベルが一段違うんだよなぁ...
あ、もしかして白倉プロデューサーから日笠プロデューサー、高寺プロデューサーに代わった際に役者のイケメンレベルが下がって主婦層が逃げたとか!?それあるかも!でもそれだと今まで長々と書いてきたことは無かったことになっちゃうんだけどw
微妙に下火な感じのイケメンヒーローブーム。主婦層のため、腐女子のため、視聴率のためにがんばってもらいたいです。




どうみても腐女子の文にしか見えない。こんな僕は20歳大学生(男)。