199日目 すべて運命ならば、この出会いも必然ということか...

一大メディアミックス展開をしている灼眼のシャナを読んでみましたよ。なにげにライトノベルを読むのは初めてです。まあ、月姫みたいなもんだろうと思ってたら予想通りそんな感じでした。読者の脳に映像を映し出そうという努力を感じます。そこまでせんでもいいのに...とちょっと思ってしまうくらい。でもバトルを小説でやるならこのくらいしないと文章として成立しないのかもしれません。
ここ8年間で読んだ本の数が10冊未満の活字離れが激しい僕には戦闘シーンがちょっと読みにくかったです。まあなんだかんだと文句をいいつつ60ページに差し掛かりました。

悠二の前を今ランドセルを背負った小学生が四人ほど歩いてる。口々に騒がしく、テレビヒーローの話題で盛り上がっている。
「でさ、変身のときに色々間違えてピンチになったろ」
「そだね、お面とか魚とかでさ」
「うん」
「敵のほうも面白かったぜ」


サバじゃねぇ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

なんたる運命だろう。シャンゼリオンを見た3日後に灼眼のシャナシャンゼリオンネタを見るとは。もうテンション超アップですよ。そのまま一気に186ページまで読み進めました。その間ずっと頭の中では「OVER THE TIMES 〜時を越えて」が流れっぱなし。シャナのテーマソングはこいつで決まりだぁぁぁぁ!!!
それにしてもこの中で「うん」って言った子がこの次の瞬間消えちゃうんだよね。これ見て「僕がお前の代わりに全部見てやる!お前の無念は僕が晴らす!」と一人意気込んでいました。ああ、それにしても「コンニャク残して」まで消えずにいれたら...黒岩を見る前に消えてしまうとは...カワイソス。


〜おまけ〜
シャナを読んでて思ったこと。一種のお約束だということはわかっているのですが...

天声人語】 (朝日新聞

シャナはどんな理由であれ着替えを覗いたらぶっとばすと主張している。しかしちょっと待って欲しい。どんな理由であれ着替えを覗いたらぶっとばすと主張するには早計に過ぎないか。
シャナの真摯な姿勢が、今ひとつ伝わってこない。
例えば悠二からは不可抗力であったと主張するような声もある。
このような声にシャナは謙虚に耳を傾けるべきではないか▲
思い出してほしい、過去にも何度もシャナは悠二の叫びを無視している。
シャナは悠二の不可抗力であったという主張を間違いであるかのような発言をして、批判を浴びた。

確かに悠二には多少なりとも下心があったという問題もある。だが、心配のしすぎではないか
シャナの主張は一見一理あるように聞こえる。
しかし、だからといって本当にシャナはどんな理由であれ着替えを覗いたらぶっとばしてもよいと主張できるのであろうか?
それはいかがなものか。的はずれというほかない▲
事の本質はそうではではない。その前にすべきことがあるのではないか。
シャナは、フレイムヘイズの一員として責任があることを忘れてはならない。
シャナの主張には危険なにおいがする。各方面の声に耳を傾けてほしい。▲
シャナに疑問を抱くのは私達だけだろうか。
どんな理由であれ着替えを覗いたらぶっとばすと主張したことに対しては悠二の反発が予想される。不可抗力であったという主張を支持する声も聞かれなくもない▲
シャナもそれは望んでいないはず。しかしシャナは心配のしすぎである。
どんな理由であれ着替えを覗いたらぶっとばすと主張する事はあまりに乱暴だ。シャナは再考すべきだろう。
繰り返すがシャナは心配のしすぎである▲
シャナのどんな理由であれ着替えを覗いたらぶっとばすと主張したことは波紋を広げそうだ。今こそ冷静な議論が求められる。