396日目 FUJIYAMA、GEISHA、ZEN、そしてKAROUSI

母親がこんな本を読んでいました。

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

さっそく貸してもらって読む。ジョーク集と思って読んでみたらそうではなくジョークを通じて日本の文化論について書いてる本でした。文化論とかこういうのは大好物です。1時間半ほどで読み終わりました。
構成はこんな感じ。
第1章 ハイテク国家像―クルマからアイボまで
第2章 お金持ちの国―バブルそして崩壊へ
第3章 勤勉な人々―会社人間・カロウシ
第4章 日本人的アイデンティティ―集団行動・笑わないなど
第5章 神秘の国ニッポン―風習・宗教・衣食住など
第6章 歴史・政治・外交―アメリカ&中国との関係
第7章 世界で活躍する日本人アスリートたち―スモウからイチローまで
第8章 新たなるニッポン像―世界を席巻する日本のマンガ&アニメ

日本はお金持ちかー。言われてみればそうだね。あんまりそういう意識を持ててなかったな。アメリカに住んでたときの方が景気よく暮らせてたような気がするし。でも現に日本は世界で最も豊かな国の一つであるわけで...世界ってのはホントいっぱいいっぱいだよなー、なんて思ったりw
後、第8章を見て思ったのだけれど、というか前々から結構思っていたのだけれど日本って本当にオタク大国だよね。ほとんどの小学生はジャンプを読むし、夕方6時にはアニメを見る。そんな一般人もナチュラルにオタクをやってるほどのオタク大国なのにオタクが叩かれるってのも不思議な話だね。
最後に一番面白いと思ったやつを。ちょっと不謹慎だけど思わず笑ってしまいました。

日本を怒らせる方法
各国の政治家が集まって「どうやったら日本を怒らせることができるか」について話し合った。

中国の政治家が言った。
「我が国は潜水艦で日本の領海を侵犯した。それでも日本は潜水艦を攻撃してこなかった。

韓国の政治家が言った。
「我が国は竹島を占領した。それでも日本は攻撃してこない」

ロシアの政治家が言った。
「我が国はもう長きにわたって北方領土を占拠している。それでも日本は攻撃してこない。

それらの話を黙って聞いていた北朝鮮の政治家が、笑いながらこういった。
「そんなこと簡単ですよ。我々が核兵器を日本に使いましょう。そうすれば、さすがの日本も怒るでしょう」

するとアメリカの政治家が首を横に振りながらこう言った。
「無駄だね。それはもうやったもの」