144日目

仮面ライダーアギト全話視聴完了。「みんなの居場所を守るため」という翔一の初期の目標がこのようにまとめられるとはさすがの一言。謎、伏線を引っ張りつつ、常に新しい展開を用意し続ける方式にも好感が持てる。自分は井上信者であると同時に白倉プロデューサー信者であるのだと実感する。
キャラクター描写もすばらしい。多少想いが歪んでしまっている人もいたけれど敵を含めた登場人物全員が人類のため、世界のために戦っているというのがよい。この辺は仮面ライダー555にもいえることですが。特に氷川、北條を初めとする警察側のキャラ達がよかった。「アンノウン保護作戦」という北條のだした結論もまた正しい、そう思わせるなにかが仮面ライダーアギトにはある。白倉プロデューサーは仮面ライダー555を群像劇として作ったと言っていたが仮面ライダーアギトは群像劇としては仮面ライダー555よりもすぐれていると思う。
ストーリーとしては(ネタバレ反転)人類の未来のために神と戦うという単純明快なものでしたが完成度は群を抜いています。仮面ライダー555と共に平成ライダー入門としておすすめです。


さて次はギャラクシーエンジェルか、課題あるけど...