85日目

帰ってきました。2泊3日の短い旅行でしたがなかなか楽しかったです。
そこで軽い飲み会のようなものがあり、人数が少なくなってきた午前2時くらいになり話が通用するようなメンツになってきたところでとっておきの物を投入してみました。
これです

( ^ω^) …
⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!!
まあ特に引かれもせずいい感じで話が進み「なぜあんたはローゼンメイデンが好きなのか」と聞かれました。そこで大いに語ってみたらすこし感心されました(決して引かれたわけではない...と思いたい...)。ちょっとうれしかったのでその内容を少し書いてみたいと思います。なるべく言ったとおりに書こうと思いますが酒を飲んでましたし多少違う内容になってると思います。
ローゼンメイデンの物語は7体のドールが人形師ローゼン、お父様の求める穢れなき至高の少女、アリスになることを目指してお互いのローザミスティカを奪い合う話である。これはあくまで予想ですがローザミスティカとはドールの美点の結晶のようなものであると思います。そして7つの美点を1つにすることで穢れなき至高の少女、アリスが誕生するのではないでしょうか。まあとりあえずローザミスティカを7つのローザミスティカを奪い合うのがドール達の至上命令で絶対に逆らうことのできない運命です。この運命に逆らうとローザミスティカを失い永久に観念の世界で迷子になってしまう。仮にローザミスティカを失うことがなくてもドール達の行動理念は「アリスになること」ただ1つです。「アリスになること」を放棄するとドールとしての意味がどんどん薄れていきます。現にアリスになる資格を失った今も特例で生き残ってる雛苺アリスゲームにおいて真紅の下僕としての役割しか果たせないし、日常生活ものりがいないとなにもできない。しかも雛苺は人形なので身体的に成長することができないため永遠に家事ができるようにはならないし、何百年も生きといてあの性格なのだから性格も変わることはないでしょう。おそらく性格はローザミスティカが関係しているのだと思います。雛苺の美点とは無邪気さとかなんかそういうものなのでしょう。とにかくドール達はアリスになるか死ぬかの2択を迫られます。この場合雛苺は特例ということで。そうなると現段階で桜田家にたびたび襲撃する悪といえるであろう水銀橙は他のどのドールよりもお父様のいいつけのようなものを忠実に守っています。逆に平和主義者かと思われる真紅や翠星石アリスゲームをいたずらに長引かせているようにも見えます。ここで真紅が桜田家の平和を乱す水銀橙を倒してめでたしめでたしとならないところがおもしろいところです。この漫画は水銀橙を悪として描くのではなく7体いるドールの1つの生き様のような感じで描いています。水銀橙が桜田家を何度襲撃しようが真紅の腕を引きちぎろうが読者は、少なくとも僕は水銀橙に対して悪い感情を抱くことはありません。この漫画には絶対悪がいないのです。水銀橙が悪ならば他のドールも悪となるでしょう。特に真紅はアリスになることに対して水銀橙同様強いこだわりを持っています。また絶対悪がないのと同時に非常に狭い世界で物語が動いているというのもおもしろいです。そのためドール達の交流が描きやすく、お互いのことを理解した上で戦うことができています。お互いを理解した上での戦いというのもこの漫画の魅力の一つであると思います。
これで終わりです。文章にしてみると長いですが話していると結構すぐに話しきってしまいますね。
それにしてもこのようなことを話して感心されるとは僕はどんだけ低くみられてたのでしょう?一瞬喜びましたがなんか違うような気がしないでもありません。